お風呂 御剣が成歩堂のエプロンの結わいを解く。 「君の望みどおり、背中を流してやるから、早く入りたまえ」 全裸になった成歩堂は風呂に押し込まれた。 「望みどおりって・・・(喜)」 裸でエプロンしてくれるってことかな。 でも、御剣がやるとも思えないし。 単に背中を流してくれるってことかなぁ。 「うぁあ」 成歩堂は声にならない声を上げて、目を伏せてしまった。 御剣が、望むとおりの格好をしていたから。 嬉しいのに恥ずかしくて、ちらりとしか見れない。 「満足か?」 成歩堂は耳まで真っ赤にして、激しく頭を上下に動かす。 フリルのついたエプロンをつけた、御剣が微笑んだ。 「背中を流してやろう」 タオルに石鹸を泡立て、成歩堂の身体を優しく洗ってくれる。 背中を洗い、背後から、抱きつくようにして、前面も洗ってくれる。 当然、背中に、御剣の身体が触れる。 濡れた布と素肌の感触。 御剣の指の繊細な動き。 成歩堂のそれが昂ぶる。 御剣の指が、それも泡まみれにする。 優しく掌で包み、軽く抜きあげる。 「み、御剣っ」 「洗ってあげよう」 成歩堂の耳元で笑いを含んだ声で、御剣が囁く。 あっというまに成歩堂は追い上げられる。 白濁を吐き出したそれを、もう一度、御剣は丁寧に泡で包んだ。 シャワーで洗い流し、御剣は一仕事終えた満足感で充たされた。 「御剣、今度はぼくが洗ってあげるよ」 元気を取り戻した成歩堂は御剣に抱きついて、リボンを解く。 泡立て、それを自分の手につけると、素手で身体に触れる。 首筋に泡をつけ、撫で回す。平らかな胸にもいやらしい手つきで泡をぬる。 服の外に出ているところも、中も、同じように白い肌。 白い腕に、手を這わせ、指の間も泡まみれにする。 腿に触れ、狭間にも泡を塗りたくる。 中に指を入れようとしたら、手を叩かれる。 「ここではやりたくない」 「はい。…ここではってことは、ベッドでなら、今日はやっていいってことかな?」 成歩堂は、御剣の頷きに、喜び勇みながら、丁寧に身体を洗う。 濡れた艶やかな髪も洗ってあげた。 シャワーで互いの泡を流すと、身体を拭くのもそこそこに、二人は寝室へ直行した。 |