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この手を好きなのは、ミルクをくれるからじゃなくて いつでもこころがあったかくなれるから ずっと抱いていてもっと撫でて 傍において可愛がって きみのものにして ひとりぼっちになった御剣 手にする絶好の機会を成歩堂は逃すことはなく 「きみはぼくが守ってあげる」 甘い言葉で引き寄せて 「ぼくの子猫ちゃん。君に似合うリボンをつけよう」 鈴のついた白いリボンをまいてしまう 成歩堂の膝の上でぬくぬくと甘い時間を過ごす御剣 彼のいない時間にふと存在意義を考えた 成歩堂がいないと生きていけない、と思ってしまう自分 独りになることに耐えられない 捨てられる前に捨ててしまおう 独りで生きていけない自分なんて捨ててしまおう 家を出てふらふらと街を歩きまわったけど夕暮れになると成歩堂のぬくもりが恋しくなった 成歩堂は心配してるかな ぽっかり浮かんだ月を見上げてふと思った −帰ろう 捨てられるまで傍にいればいい それまではあの手の中で だけども御剣が彷徨いこんだのはなんと空港だった うっかり人の波に流されて乗ってしまった飛行機 何処につくのかはまだ誰にもわからない ![]() あさかちゃんからの貰い物です。 空港で迷子な子猫ちゃん。 可愛い〜vありがとうです☆ 〜飛行機にうっかり乗っちゃって外国についちゃった御剣 途方にくれてるとこを迷子として扱われてしまいます。 調べたところ日本の検事だとわかって検事局に連絡されちゃいます。 どうせだから勉強してきなさいってことでその国の法務局にお世話になることに。 御剣を引き取るためにおえらいさん達がじゃんけんしてみたりで一時パニック。 おうちに連れて行かれて疲れたから飲み物でも、と勧められる検事。 「紅茶?珈琲?それともミルクかな?」 そこで、成歩堂に『ぼくのミルク以外のんじゃ駄目』といわれたことを思い出して 「ミルク以外」とかこたえる御剣。 紅茶も珈琲もストレートで、ジュースなんかを希望したりする可愛い検事。 行く先々でかまわれて可愛がられて昼間は成歩堂を忘れられるんだけど、夜になったらひとりでベッドの上で思い出したり。 眠れなくて枕を抱き締めて成歩堂、とか呟いたりするかわいこちゃん。 ようやく帰国したものの、成歩堂が自分を忘れてるんじゃないかと怖くて会いにいけません。 そんなことしてたらすれ違いで成歩堂に冷たい言葉をはかれたりして尚更、何事もいえなくなってしまいます。 成歩堂は御剣が浮気してたに違いない、とかぼくを捨てたとか思ってるのですが、やっぱり御剣が好きでたまらないのです。 それまではギリギリで手をださなかったけども、もう誰かのものになっちゃったと誤解したら、つい手が出てしまいました。 御剣は成歩堂が好きだからされるがままに脱がされちゃいます。 それをまた成歩堂は勘違いして御剣の身体を弄りながら淫乱よばわりして言葉攻めしちゃいます。御剣が泣いちゃって、ようやく誤解だったと気づいて、成歩堂も泣いちゃいます。 それでもって仲直りのキスしてようやく合体。 そのあとは二人きりのときは御剣を膝だっこだし、風呂にもいれるし、髪を乾かして梳いて、と猫ちゃんの毛並みをととのえてあげるよ。 勿論、ミルクもあげるし、ご飯も『あーん』とかで食べさせるよ。寧ろ、咀嚼したのを口移すよ。 そんな話をかいてみたいです。 ![]() あさかちゃんからの頂き物。 可愛い〜。 青いのはなるほどくんだね。 いつも抱っこ。いつも一緒。 ぬいぐるみもってうろうろする御剣とか可愛いよねv ありがとう☆ |